3つの山でいのちのまつりin富士山
奈良から近畿を北上、山陰道へ。
今、どこにいて。何をしているのか。全くわからない。。。
10日あまりで、この移動。
自分なのに、自分でない感覚。
2つ目の山は、三度目の富士山
『富士夢祭り』
一人で登るつもりやったけど、登るのなら、この人しかいない。
10年間、富士山に夢を届け続けた、中山香さん。 香さんが、たった一人で北海道から富士山へ歩き出したから、僕も歩き出して今がある。 10年目の今年。 香さんを日本最高峰の剣ヶ峰に連れて行きたい。 一緒に登りたい。 その動機だけで、お願いしました。 8月17日 旧暦の七夕 富士山頂に集合。 決まりごとはそれだけの富士夢祭り。 それぞれのルートで。それぞれの場所から頂上を目指す。 僕は富士山麓、約100キロ。この道を歩いて、一つ一つ和を結んで頂上へ。 富士五湖や、火山が生み出した自然溢れる道を歩く。 出会った人たちが、口を揃えて 「ここしばらくは、頂上の天気は荒れるよ。気をつけてー」 ずっと富士山を眺めながら、富士山とともに生活を営んでいる人たちから頂く言葉。 麓は晴れてるのに、富士山が顔を見せたのは、ほんの少し。 富士登山は、想像以上の荒れ模様。 7号目あたりから、登頂を断念して下山してくる人たちがほとんど。 山小屋もガラガラ。 雨風で前が見えない。 風で、身体が浮いて、飛ばされそうになった時は、死を覚悟した。 『香さんを剣ヶ峰へ』 夢よりも、お神輿よりも重い。 いのち 山小屋のスタッフの人たちも、登頂は自己責任で。下山をオススメします。と、何度も言われた。 下山か? 登るのか? 決断が迫られるなか 「俺たちは、登山しに来たんじゃないんだよなー。約束があるから来たんだよなー」 富士夢祭りを、10年以上関わって作ってきた人の一言。 そうなんよ。 約束の日。 約束の場所が、富士山頂。 ただ、それだけのバカバカしいお祭り。 それが『富士夢祭り』 頂上に近づくにつれ、天候が回復していく。 剣ヶ峰 3776メートルにいのちの旗を掲げる。 そして、みんなの待つお祭り広場へ ドラゴンボール7つを山頂に届けて、シェンロンを呼ぼう! そんなどうでもいいことにいのちを賭けてやってしまう 全国から集まった夢友。 ドラゴンボールを託された7名。 それぞれが、富士夢祭りに深く関わって、富士夢祭りを作ってきた人たち。 僕は、まだ富士夢祭り3年目。 富士夢祭りに興味ないし、夢ハンカチも興味ないし、お神輿も興味ない。 今、考えれば。 とてつもない、お役目を授かっていたんやな! ありがとうございました😊 そして、富士山から、いのちのまつりは 山陰道 鳥取 大山へ 続く❤️