富士山への片道切符
〜人間は生まれた時に必要なものはすべて与えられている〜
この仮説を元にはじめる人体実験の記録である。
☆幹王☆ この物語の主人公
『海綿状血管腫』
良性の脳腫瘍だったが、脳内出血により死をリアルに体感する。
命は助かったが、後遺症で右手の軽度麻痺、右目視野狭窄、
「てんかん発作」
いわゆる障害という
【ギフト】を天から授かる。
20歳から25歳。
発作に怯える日々。
いつ、どこで、気を失うかもしれない恐怖に耐えられず次第に家に引き篭もる。
2000年 いわゆるミレニアム。
実家を飛び出す。
兵庫県西宮市鳴尾町で一人暮らしを強行。
まさに生死を賭けた「生活」
がスタート。
なぜ西宮だったのか?
今もわからない。
でも後にこの土地がご先祖様と深いご縁がある事を知る。
この頃から
「偶然」
「なんとなく」
「そんな気がする」
そんな見えない導きを感じるようになる。
☆ドレミの音階が習いたくて音楽教室に行ったら、気付いたら初ステージがBIG CATT!
ミュージシャンの登竜門的ホール!
各地のライブバーでライブに出るようになる。
〜子どもの頃の幹王の夢は歌手〜 母談
本人は記憶無し…
☆友人のススメで個人イベントを開催
まさかの満席!
2回目も満席!
☆どうせイベントやるなら「みんなで」
ギャラリー、商店街、講演会主催…
変態???
…
夢がない。
具体的にやりたいことがない。
先の見えない20年間。
動機はいつだって
「なんとなく」
「そんな気がする」
自問自答を繰り返して
「五分後、この世の中からいなくとしたらどうする?」
行動するかどうかこの問いにどう感情が動くか。
結果、低スペックなのに 笑
能力以上の素敵な感動と思い出がたくさん出来た♪
2017年現在は、旧暦の七夕に世界中から集めた夢ハンカチを富士山の頂上に届けるお祭り
富士夢祭りに関わっている。
全国から出動する富士夢神輿を大阪市から富士山まで1700キロ歩いて届けるプロジェクトにトライする。
家も仕事も手放し。
全財産もゼロにして。
帰る場所の無い
行き先は富士山への片道切符。
発作の不安なんか消えない。
1日に4回服薬が欠かせない。
眠気とだるさで身体がろくに動かない時もある。
でも思うねん。
こいつ(てんかん発作)のおかげで、間違いなく成長してるぼくがいる。
こいつのおかげで、経験出来ないことも経験出来てる。
こいつを心底愛して、ぼくが本気で幹王の人生を生きたら、奇跡が起きるって。
どんな奇跡かはわからんけど、信じてる。
「人間は生まれた時に必要ものはすべて与えられている」
空気
食べ物
飲み物
着るもの
病気や障害も必要やから持ってきた。
カバン一つに詰め込めるぐらいで充分生きてける。
それを証明する大冒険がはじまる♪
幹王の夢宣言♪
2020年8月25日旧暦の七夕
全人類にハッピーニュースを届けます❤️
地球で遊ぼっ🌍